両頭愛染明王尊

両頭愛染明王尊

その昔、両頭愛染明王尊とは、後醍醐天皇が最も信仰を寄せられた明王尊であり【主尊】その効験は、あらゆる難敵をも倒すと言われた尊格で病魔、魑魅魍魎、
全ての悪を倒す明王尊として崇められて居りました。
然るに、後醍醐天皇崩御後、その秘法も尊像も闇の中に消えたので有ります。
両頭愛染明王尊は、明王部の頭領であり独立した尊格でもあります。
その異形の御姿は、向かって右側が不動明王尊、左側が愛染明王尊、天弓型である。
天弓とは、如何なる法依り早く願いを天に届ける為の弓矢、即ち天弓である御手に持つ法具にも様々な秘密が有ります。
ひとたび両頭愛染明王法【秘法】を修すれば、叶わぬ願いは無いと言われる御尊像であります。
言わば、不動明王尊愛染明王尊、ニ尊の御力が一つに集約された尊像なので有ります。
密教史上、これほどの強力な御仏は他に類を観ないと言っても、過言では無い。

当院では、御授けする前に両頭愛染明王法を修し開眼供養後、特別な薬湯法を謹修し御力上げ後、施主様に御授け致して居ります。
また別途、御厨子も御作り致して居ります。
尊像は純銀製ですので、全て注文製作に成る為、製作日数が必要と成ります。
お急ぎの注文には、対応致し兼ねます。
悪しからず、御了承下さい。
当院は今後、単位宗教法人と成り御本尊赤不動明王尊の御教えを広めて参る所存であります。
今後とも、皆々様の御力を賜わります様に御願い申し上げます。