御由緒


赤不動明王尊との御縁は今から四十年以上前に遡りますが私が野を駆け山を登り自問自答を繰り返し悩み苦しんで居た頃お導きに依り行かせて頂けた滝場での出来事を御縁とし密教の道に入れて頂いた初縁である。


その頃の私は正に修羅であり全てが疎ましく関わる事が嫌であった、その頃の私は武術の道を諦め仏門に入り出家得度を済まして居たが気持ちは武術の道、断ち難しが本音であり修羅そのもので有りました。

山岳修行は私にとっては普通の鍛錬に過ぎなかったのです、滝行も心地良い水浴びとしか感じ無かった私がこの滝場だけは、違ったのである。
肉体の鍛錬を怠った事が無い私が滝の圧力に圧倒されるほどの水量の滝である、常人であれば首の骨が悲鳴を上げるほどの圧力である。
私は当たり続けました、負けて成るものかと、正に若さ故の暴挙である。

そして修行に疲れ一日目は過ぎ野の中で眠りに付き次の朝、山頂に見たのが大日如来の御姿であります。
滝場に降りた時、昨日まで見え無かった不動明王像が見えたのであるその像は倒れ無残な御姿である。

私は誰に言われるでも無く修復を決意し、町で材料を調達しその日から修復に全精力を傾けた。

そして完了後下山する【資金が尽きたのである】

ある日、同じ夢を三日間続けて観た私は山に急いだその夢とは不動明王尊が迎えに来いと云う内容の夢観である。
到着し始めに行った場所は滝場の石仏、不動明王尊像である。安心しました。

崩れて居なかった。

その夜は石仏の側に野宿し朝を待った。
そして観た光景は不動明王尊でありました。
現在の御本尊赤不動明王尊であります。

→ 御本尊赤不動明王尊

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